手入れして、使い続ける。一生もののキッチン道具・調理家電10選

安いフライパンを、何年かおきに買い替える。これを僕は何度も繰り返してきました。でも、そのたびに払ったお金を足していくと、いつのまにか「いい一本」が買えるくらいの金額になっていた。そう気づいてから、道具の選び方が変わりました。

僕の考える「一生もの」は、二つだけです。使うほど良くなるか、直しながら使い続けられるか。この記事では、その基準で選んだキッチン道具と調理家電を、値段の目安と一緒に紹介します。全部そろえる必要はありません。まずは一つ、長く付き合える相棒から。

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毎日握る、包丁

GLOBAL(グローバル)三徳包丁 G-46
包丁
GLOBAL(グローバル)三徳包丁 G-46
実勢 約12,000円
刃から柄まで継ぎ目のないオールステンレス一体成型で、洗いやすく衛生的。新潟・吉田金属工業の日本製で、グッドデザイン賞の定番です。切れ味が鈍っても研ぎ直して使い続けられるので、一本目の「いい包丁」に選ぶ人が多い一本です。

火にかける、鍋とフライパン

ル・クルーゼ ココット・ロンド
鍋・鋳物ホーロー
ル・クルーゼ ココット・ロンド
実勢 約29,000円〜
フランス生まれの鋳物ホーロー鍋。厚みのある鋳鉄が熱をゆっくり回すので、煮込みやごはん炊きが得意です。色が豊富で、キッチンに出したままでも様になります。丈夫で、親子二代で使う人もいる定番です。
ターク(turk)クラシックフライパン 24cm
鉄フライパン
ターク(turk)クラシックフライパン 24cm
実勢 約12,500円
ドイツで一枚の鉄から叩き出す、継ぎ目のない鍛造フライパン。使い始めは手入れが要りますが、育てるほど油がなじんで焦げつきにくくなります。世代を越えて使えることで知られる、「育てる道具」の代表格です。
フィスラー(Fissler)ビタクイック プレミアム
圧力鍋
フィスラー(Fissler)ビタクイック プレミアム
実勢 約42,000円〜
ドイツ製の高品質な圧力鍋で、メーカーが10年の長期保証をうたっています(本体対象・条件あり)。パッキンなどの消耗部品も供給されるので、直しながら長く使えます。二段階の圧力調整で、料理の時短にもなる一台です。

ごはんと、一杯のために

長谷園 かまどさん 三合炊き
炊飯(土鍋)
長谷園 かまどさん 三合炊き
実勢 約16,500円〜
伊賀焼の炊飯土鍋。直火にかけるだけで、圧力鍋いらずのふっくらしたごはんが炊けます。上蓋・中蓋は部品として買えるので、割れても続けて使えます。炊飯器を買い替え続けるより、こちらを長く、という選択です。
カリタ(Kalita)ネクスト G2
コーヒーミル
カリタ(Kalita)ネクスト G2
実勢 約52,800円
日本製の電動コーヒーミル。低速の臼式で豆をつぶさず挽くため、微粉が出にくく味がクリアです。静電気を抑える工夫もあり、粉が飛び散りません。毎朝の一杯を本気で楽しみたい人の、長く使える一台です。
アラジン グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)
トースター
アラジン グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)
実勢 約22,000円
独自のグラファイトヒーターが約0.2秒で発熱し、遠赤外線で表面をすばやく焼き上げます。外はさっくり、中はふっくらのトーストで人気の家電です。レビューも桁違いに多く、家電の中でも定番中の定番です。
柳宗理 ステンレスケトル(つや消し)
ケトル(直火)
柳宗理 ステンレスケトル(つや消し)
実勢 約11,000円
プロダクトデザイナー・柳宗理の名作ケトル。注ぎやすさまで考え抜かれた端正な形で、グッドデザイン賞の日本製です。電気でなく直火で沸かす道具として、出しっぱなしでも絵になります。(柳宗理については本棚の記事でも紹介しています)

食卓を、格上げする

クリステル(Cristel)鍋 グラフィット
鍋(多層ステンレス)
クリステル(Cristel)鍋 グラフィット
実勢 約27,000円〜
フランス製の多層ステンレス鍋。取っ手が外れて重ねて収納できるので、収納の限られた一人暮らしと相性がいい。無駄のない造形で、そのまま食卓に出しても美しい鍋です。単品でそろえていける拡張性も魅力です。
クチポール(Cutipol)GOA ディナー6本セット
カトラリー
クチポール(Cutipol)GOA ディナー6本セット
実勢 約16,000円
ポルトガルで職人が手作りする、マットな樹脂ハンドルとステンレスのカトラリー。細身で唯一無二の佇まいは、いつもの食事を少し特別にします。二人分のセットなら、来客のときにも活躍する食卓の一生ものです。
「一生もの」というと大げさに聞こえますが、要は買い替えずに済むということ。10年で安物を何度も買い直すより、はじめに良い一つを選んだほうが、結局は安くつくこともあります。保証年数や、部品が買えるか、研ぎ直せるか——長く使えるかどうかは、そういう事実で見分けられます。

全部をいきなりそろえる必要はありません。毎日握る包丁からでも、憧れの鍋一つからでも。長く付き合える道具が一つ増えるたびに、台所に立つ時間は少し楽しくなります。

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