本・読書– category –
実際に読んで行動が変わった本だけを紹介します。自己啓発・ビジネス・お金・小説・実用書まで、ジャンルを問わず「これは買って良かった」と心から思える1冊だけ厳選してレビューしていくカテゴリです。
-
本・読書
「器は、料理のきもの」——北大路魯山人『魯山人味道』に学ぶ、もの選びという敬意
『魯山人味道』は、書も絵も篆刻も陶芸も料理も独学で極めた北大路魯山人が、食と器について書き残した随筆を集めた一冊です。今回取り上げる「食器は料理のきもの」は、そのなかの短い一篇。魯山人は会員制の料亭「星岡茶寮」で、料理に合う器がなければ... -
本・読書
「すぐにはわからないもの」を、何度も。——森下典子『日日是好日』に学ぶ、目利きの育て方
『日日是好日』は、森下典子さんが二十五歳からお茶を習い続けた二十五年を書いたエッセイです。二〇一八年に樹木希林さん・黒木華さんで映画にもなったので、名前だけ知っている人も多いと思います。就職でつまずき、失恋して、父を見送る。そんな普通の... -
本・読書
「もうひとつの時間」が、流れている。——星野道夫『旅をする木』に学ぶ、ものを“最後まで見る”目
東京で満員電車に押し込まれている今この瞬間も、アラスカの海ではクジラが体を海面に持ち上げている。星野道夫さんは、そういう“もうひとつの時間”があることを、写真だけでなく文章でも書いた人です。 『旅をする木』は、アラスカで暮らしながら書いた短... -
本・読書
予算別・目利きが選ぶ、後悔しないふるさと納税返礼品12選【2026年版】
※ 掲載の寄附額・還元率・容量・在庫は変動します。最新は各返礼品ページでご確認ください。本記事はアフィリエイトプログラム(PR)を含みます。 毎年12月、駆け込みで適当に選んで「これ、別に要らなかったな」——ふるさと納税の“あるある”、そろそろ卒業... -
本・読書
「センスは、才能じゃない」——松浦弥太郎『価値あるもの』に学ぶ、“選ぶ目”の育て方
「センスは、生まれつきの才能じゃない」。松浦弥太郎さんは、そう言い切ります。よいものを選べる人は、特別な感覚を持って生まれたわけではなく、買って、間違えて、また選んで——を数えきれないほど繰り返して、自分の目を鍛えてきた人だ、と。 二〇二五... -
本・読書
短くて、忘れられない。——糸井重里『ボールのようなことば。』に学ぶ、“ことばの目利き”
「おいしい生活。」——どこかで目にしたことがある人も多いはずです。この一行をつくったのが、糸井重里さん。長い説明ではなく、短いひとことで人の気分を動かしてきた、日本を代表するコピーライターです。『ボールのようなことば。』は、そんな糸井さん... -
本・読書
満開でなくていい。——兼好法師『徒然草』に学ぶ、“引き算”の美意識
今から七百年ほど前、鎌倉時代の終わりに書かれた随筆が、いまも読み継がれています。兼好法師の『徒然草』です。世の中の移ろいを見つめた無常観、ものを見る目の確かさ、暮らしのちょっとした知恵——。まとまった主張ではなく、心に浮かんだことを気まま... -
本・読書
「簡素に、簡素に、簡素に。」——ソロー『森の生活』が教える、手放す豊かさ
森のほとりに小屋を建て、必要最小限のものだけで、二年二か月を暮らす——。百七十年ほど前、アメリカの思想家ヘンリー・D・ソローが実際に行ったこの暮らしの記録が、『森の生活(ウォールデン)』です。「本当に必要なものは、どれだけ少ないか」を問い続... -
本・読書
「不完全なものを、美しいと思う。」——岡倉天心『茶の本』が教える、日常の美意識
一杯のお茶を飲む。ただそれだけの、暮らしのなかのささやかな行為に、実は深い美意識が宿っている——。百年以上前、岡倉天心はそのことを一冊の本に書き、世界に向けて発信しました。『茶の本』。もともとは英語で書かれ、東洋の美と心を西洋に伝えた、静... -
本・読書
「ほんとうのさいわいは、一体何だろう。」——宮沢賢治『銀河鉄道の夜』が問う、幸せのかたち
「ほんとうのさいわいは一体何だろう」——夜空を旅する二人の少年の物語は、そんな問いを、そっと私たちの胸に置いていきます。宮沢賢治『銀河鉄道の夜』。美しくて、少し悲しくて、読むたびに“幸せとは何か”を考えさせられる、日本の童話の最高峰です。 宮... -
本・読書
「精神的に向上心のないものは、馬鹿だ。」——夏目漱石『こころ』が映す、人間のエゴと孤独
「私はその人を常に先生と呼んでいた」——この静かな一文から始まる物語は、日本でいちばん読まれた小説かもしれません。夏目漱石『こころ』。人を愛し、裏切り、罪を抱えて生きた一人の男の告白は、百年を超えて、私たちの心のいちばん奥をのぞき込みます... -
本・読書
「美は、陰翳の中にある。」——谷崎潤一郎『陰翳礼讃』が教える、翳りの美意識
スイッチ一つで、部屋は隅々まで明るくなる。便利だけれど、どこか味気ない——そう感じたことはないでしょうか。谷崎潤一郎『陰翳礼讃』。日本の美は“翳り”の中にある、と説いた名随筆は、明るすぎる時代を生きる私たちに、“暗がり”の豊かさを思い出させて...
